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Web上で使える3DグラフィックスAPI
WebGLによる 「流れ」と「波」のシミュレーション
酒井 幸市 著
2014年12月18日発売   A5判  272ページ 定価 \2,750(本体 \2,500)
   ISBN978-4-7775-1871-5 C3004 \2500E
 「WebGL」は、Web上で3Dグラフィックスを動かすためのAPIです。そのベースとなっている技術は、「組み込み機器」向けの「OpenGL」として策定された「OpenGL ES 2.0」です。
 「WebGL」の最大の利点は、「メモ帳」などの「テキスト・エディタ」でプログラミング可能であり、特別なプラグインなしで実行できることです。「OpenGL」をベースにしているので、これまで「OpenGL」を利用したユーザーであれば、比較的容易に習得できます。

 本書では、「WebGL」を使って、「数値解析」で「ナビエ・ストークスの方程式」を解き、「カルマン渦」を発生させる、といったことを行ないます。
 「流体シミュレーション」に必要な、「流体」の基礎知識からはじめて、「流れ」を解くための「流れ関数-渦度法」「速度-圧力法」などを、分かりやすく解説します。
■ 主な内容 ■

第1章 ポテンシャル流れ    Potential Flow

[1.1]    「流体」の基礎
[1.2]    「流体」の分類
[1.3]    連続の式
[1.4]    ポテンシャル流れ
[1.5]    複素ポテンシャル
[1.6]    「ポテンシャル流れ」の具体例
[1.7]    等角写像
[1.8]    プログラムの説明
   

第2章 差分法    Finite Difference Method

[2.1]    「差分法」の基礎
[2.2]    ラプラス方程式
[2.3]    ポアソン方程式
   

第3章 時間発展問題    Time-Evolution Problems

[3.1]    移流方程式
[3.2]    「拡散」シミュレーション
[3.3]    「移流拡散」シミュレーション
[3.4]    「マウス」による「カメラワーク」
   

第4章 「流れ関数−渦度」法    Stream Function-Vorticity Method

[4.1]    「ナビエ・ストークス」の方程式
[4.2]    「流れ関数−渦度」法
[4.3]    「平行平板」間の流れ
[4.4]    キャビティ流れ
[4.5]    「円柱まわり」の「流れ」
   

第5章 「速度−圧力」法    Velocity-Pressure Method

[5.1]    「速度−圧力」法の概要
[5.2]    キャビティ問題
[5.3]    「平行平板ダクト」の流れ
   

第6章 波動シミュレーション    Wave Simulation

[6.1]    波動方程式
[6.2]    「1次元」波動シミュレーション
[6.3]    「2次元」波動シミュレーション
   

第7章 水面シミュレーション    Water Simulation

[7.1]    「渦」と「波」が共存するサンプルプログラム
[7.2]    「水面」を透明化する
[7.3]    「コースティックス」を組み込む
[7.4]    「屈折効果」を追加
[7.5]    「渦」を追加した「水面シミュレータ」
[7.6]    水族館アニメーション

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