フリーで使える「数値計算」「シミュレーション」ツール!
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橋本 直 著
2006年 6月14日発売
A5判
200ページ
[CD-ROM付]
価格 \2,530(本体 \2,300)
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ISBN978-4-7775-1218-8 C3041 \2300E
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数値計算やシミュレーションをサポートするソフトとしては「MATLAB」や「Mathmatica」が有名ですが、いずれも非常に高価で個人で気楽に使えるものではありません。
「MaTX」(マットエックス)は、1989年に東工大で開発されたフリーのソフトで、MATLABと操作性などがほぼ同様で使いやすく、制御系の解析・設計やシミュレーションなどに広く使われています。
本書では、「MaTX」の基本的な文法や計算方法、グラフ描画やファイル入出力などを分かりやすく解説しています。また、応用例として、制御工学の入門編ではおなじみの「タンク・システム」や「DCサーボモータ」の速度制御のシミュレーションを行ない、システムの伝達関数と時間領域におけるステップ応答を求めています。
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■ 主な内容 ■ |
1.1 MaTXの起動 |
1.2 MaTXの基本操作を覚えよう |
1.3 行列演算をやってみよう |
1.4 グラフを描いてみよう |
1.5 プログラムを書いてみよう |
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2.1 インタープリタとコンパイラ |
2.2 インタープリタの使い方 |
2.3 コンパイラの使い方 |
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4.1 行列と配列の共通操作 |
4.2 配列演算子 |
4.3 特殊な行列の作り方 |
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5.1 データの出力 |
5.2 データの入力 |
5.3 行列データの入出力 |
5.4 ファイルの入出力 |
6-1 条件分岐と繰り返し |
6.2 関数の作り方 |
6.3 局所変数と大域変数 |
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7.1 MaTXでのグラフ表示について |
7.2 mgplot()を使いこなす |
7.3 グラフ表示のテクニック |
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8.1 タンク・システムのシミュレーション |
8.2 ツールボックスを使ったシミュレーション |
8.3 システムの表現形式を理解しよう |
8.4 システムの表現形式の相互変換 |
8.5 モータの速度制御 |
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9.1 ファイルからデータを読み込んでグラフ表示する |
9.2 配列データを任意のフォーマットでファイルに書き出す |
9.3 連番のファイルを読み書きする |
9.2 自作関数を標準の関数として登録する |
9.5 複数個の値を返す関数を作る |
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添付CD-ROM for Windows/Linux |
・MaTX本体(Windows版・Linux版) ・本書サンプル・プログラム
※ 内容が一部異なる場合があります。発売日は、東京の発売日であり、地域によっては1〜2日程度遅れることがあります。あらかじめご了承ください。
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