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電子政府の実現に向けて
建設業界のためのデータモデル
古田 均・三上 市藏・田中 成典・益倉 克成 監修
2003年 7月18日発売   B5判  192ページ 定価 \2,750(本体 \2,500)
   ISBN978-4-87593-436-3 C3051 \2500E
 CALSは、米国国防省における軍事技術管理のための手法として誕生しましたが、その後、工業製品や施設の分野にまで適用範囲が広がり、設計、製造、保守(維持管理)といったライフサイクル全般にわたる情報提供支援にまで概念が拡張されています。一方、GIS(地理情報システム)は地理情報と社会経済をデータベース化し、結合することによって、利便性が高まります。さらに、EC(電子商取引)と組み合わせることによって、新たなビジネス・チャンスも考えられます。本書は、CALS/ECの動向を踏まえて、建設業界や関連する官公庁に必要なIT関連情報を広く収集整理したものです。建設分野のCALS/ECを実現する上で、CAD/CG/GIS/GPS、そしてUML/XMLの要素技術を連携させることの重要性とその方法、また標準化動向について、諸外国の動向も交えて解説しています。
 本誌ではCAD/GISに関連するデータ・モデルについて特にフォーカスし、今、何をすべきかについてロードマップの提示を試みています。本書を読めば、現在、この分野で先駆的な試みが多くの人によってなされ、それがどのような状況なのか感じ取れるでしょう。
■ 主な内容 ■
 はしがき

 

 序
 諸言
 建設分野のCALS/ECにおけるデータ・モデルの活用

 

第1編  CAD/GISのデータ・モデルに関するトピックス
 1. 1 建設分野におけるトータル・プロジェクト・システムのための国際的活動
 1. 2 GIS産業の今後の展開
 1. 3 GISの構築に関するデータ・モデルの重要性
 1. 4 JHDMの活動 ・・・土木に加えて橋梁のデータ・モデル設計
 1. 5 大阪府の建設CALS/ECの取り組み
 1. 6 データ・モデルを視野に入れたXMLチームの活動
 1. 7 SXF Ver3.0 のトライ

 

第2編  CAD/GISに纏わるデータ・モデルの課題と展望
 2. 1 建設分野の諸外国の活動
 2. 2 ディスカッション 「データ・モデルの行方」

 

第3編  CAD/GISのデータ・モデルに関する活用事例
 3. 1 建設分野のCALS/GISを中心としたデータ・モデルの開発
 3. 2 図面の電子納品フォーマット ・・・SXF仕様とOCF検定について
 3. 3 下水道設計システムにみるデータ連携と導入事例
 3. 4 建設CALS/EC時代の建材データベース
 3. 5 CALS/ECの地方展開におけるCADデータ標準化の流れ
 3. 6 製品モデルシステム『シンフォニー』
 3. 7 製品モデルを中核とした鋼構造物の製作情報システム
 3. 8 自治体におけるBPEの必要性
 3. 9 大阪府情報共有システムおよび電子納品システムの開発
 3.10 CADデータ同一性判別システムの開発

 

 結語

 


 索引
 執筆者紹介

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