安価で人気の「数式処理システム」を使いこなす!
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生越 茂樹 著
2004年12月25日発売
A5判
352ページ
[CD-ROM付]
価格 \2,530(本体 \2,300)
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ISBN978-4-7775-1084-9 C3041 \2300E
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「MuPAD」とは、数式処理システムで、コンピュータでグラフを描かせたり、積分や微分をやらせたり、漸化式を解かせたりすることができる、「数式処理システム」です。この種のソフトとしては、「Mathematica」「Maple」などが有名ですが、これらは数十万円と非常に高価です。ところが、MuPADはそれらとほとんど同機能をもちながら、非常に安価で、場合によっては無料で使えます。しかし、残念ながらMuPADはドイツ生まれのソフトであり、初心者が触れるには少しハードルが高いソフトです。
そこで、本書では、最新の「MuPAD3.0」の使い方を、大学生はもちろん、高校生にも分かるように、実践的に解説しています。また、付録CD-ROMには「Mupad Pro3.0 体験版」を収録しているので、実際に使いながら操作方法を学ぶことができます。
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■ 主な内容 ■ |
はじめに
1-1 MuPAd 3.0の入手 | 1-2 Version3.0とVersion2.5の違い(概観) |
1-3 LightとProの違い | 1-4 機能紹介 |
1-5 行列、ベクトル | |
2-1 最初の一歩 | 2-2 加減乗除 |
2-3 少数表示 | 2-4 履歴(historytable) |
2-5 数学定数 | 2-6 平方根(√)の計算 |
2-7 2つの式の比較(検算の方法) | 2-8 複素数の計算 |
2-9 その他の基本演算(一部のみ) | |
3-1 ヘルプの見方 | 3-2 ファイルの保存(save&export) |
3-3 他の基本操作 | |
4-1 文字式の入力 | 4-2 数式の同値変形(manipulation of expressions) |
4-3 2つの式の比較(検算など) | 4-4 変数の範囲の指定(assumeの利用) |
5-1 式や関数の定義の仕方 | 5-2 代入) |
5-3 関数にするか、式にするか
? | 5-4 高度な代入(substitution) |
6-1 まだある重要なデータ型(sequence,list,set)の基本 | 6-2 ドメインタイプ(omain type) |
6-3 オペランド(operand) | 6-4 列、リスト、集合のやや高度なコマンド |
6-5 その他のobject(table,polynomial) | |
7-1 変数のプロパティの設定は、なぜ必要か? | 7-2 assumeの利用によるプロパティの設定 |
7-3 プロパティ(property)の設定 | 7-4 ドメイン・タイプとプロパティ |
8-1 変数のプロパティの設定は、なぜ必要か? | 8-2 assumeの利用によるプロパティの設定 |
8-3 プロパティ(property)の設定 | 8-4 ドメイン・タイプとプロパティ |
8-5 まとめ | |
9-1 極限 | 9-2 微分 |
9-3 不定積分 | 9-4 定積分 |
9-5 高校の問題から | 9-6 パラメータを含んだ積分 |
10-1 極限 | 10-2 微分 |
10-3 不定積分 | 10-4 高校の数学から |
10-5 パラメータを含む積分 | 10-6 級数展開 |
11-1 y=f(x)のグラフ(plotfunc2d) | 11-2 平面の幾何図形(low-levelprimitives) |
11-3 さまざまなグラフ(high-levelprimitives) | 11-4 平面の一次変換 |
12-1 y=f(x,y)のグラフ(plotfunc3d) | 12-2 空間の幾何図形(3dlow-levelprimitive) |
12-3 曲面の色 | 12-4 さまざまな空間のグラフ(high-levelprimitives) |
12-5 一次変換 | |
13-1 行列、ベクトルの基本 | 13-2 高校の数学から |
14-1 微分方程式 | 14-2 漸化式 |
14-3 数列の和 | |
・MuPAD Pro 3.1体験版(30日間利用可能) |
※ 内容が一部異なる場合があります。発売日は、東京の発売日であり、地域によっては1〜2日程度遅れることがあります。あらかじめご了承ください。
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