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VARP関数とVAR関数について

お世話になっています。
I/ObooksのExcelデータ分析(増補版)を読んでいるのですが、
p.54標本分散のExcelの計算式=VARP( )と、p.55不偏分散の=VAR( )は、逆のような気がするのですが、どうなのでしょうか?
Excelの関数の挿入ダイアログボックスの表記を見るとVAR関数は、「標本に基づく」とあり、VARP関数は「母集団全体に基づく」と表記されています。
2006年07月24日受付
A

古いバージョンで申し訳ないのですが、Excel 2000のヘルプでは、「VAR」と「VARP」は、次のように説明されております。

●VARP
引数を母集団全体であると仮定して、母集団の分散を返します。

●VAR
引数を母集団の標本であると見なして、母集団に対する分散を返します。

「VARP」は、与えられたサンプルを「母集団全体であると仮定」するので、「母集団=標本」ですので、これは標本の分散を求めています。
「VAR」は、「母集団の標本であると見なして、母集団に対する分散」を求めるので、不偏分散(母集団の分散の推定値)を求めています。

最終更新日:2007年08月16日 11時58分31秒
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