最近の金融工学の普及で、金融関係者でも戸惑うような専門用語が氾濫しています。関係者の中では、「35歳定年説」もあるとか。また、日本版401Kなど、日本でも自分で資産の運用をして老後の備えをしなければならない時代になってきました。ところが、最近のEB債の問題などで分かるように、よく分からない金融商品に手を出すと、思わぬ事態に直面する危険がいっぱいです。
　そこで、本書では、コミカルなキャラクターと分かりやすい例え話で、敬遠しがちなデリバティブと楽しく付き合えるように解説しています。
　基本的な単語から理解しずらい単語まで、謎の単語の数々は「デリバティブ百科事典」で、日頃気になっていたことは「時事雑談」で、デリバティブの疑わしいところは「反デリ研」で取り上げています。

[主な内容]

　デリバティブ百科辞典　（50音順解説）
アーニング・アット・リスク
会計・税務リスク
債券先物
ターゲット・バイイング
成行注文
バタフライ・スプレッド
マーク・トゥー・マーケット
ヨーロピアン・オプション
LIBOR
ワラント
　・・・など全211項目収録 　時事雑談　（新聞などをにぎわせたデリバティブ関連話題を解説）
保険デリバティブ
カバード・ワラント
代替的リスク移転
金庫株
公定歩合
ロンバート型貸付
　・・・など全44項目収録 　反デリ研　（怪しい「悪野教授」がデリバティブの負の側面について鋭く語る）
行使価格１円
外来語「デリバティブ」
ハイリスク・？リターン
転換国債
デリバティブ110番
日経平均リンク債
　・・・など全24項目収録 ※ 内容が一部異なる場合があります。
※ 発売日は、東京の発売日であり、地域によっては１〜２日程度遅れることがあります。あらかじめご了承ください。