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現代医学の大逆説
佐藤 雅彦 著
2000年 1月20日発売   A5判  320ページ 定価 \2,090(本体 \1,900)
   ISBN978-4-87593-230-7 C0047 \1900E
 本書は、磁石治療や瀉血のような一見ウサン臭い医療術が最新のキチンとした医学研究者たちの内部で再評価されつつあり、その一方で「最先端」だと思われている遺伝子治療や臓器移植が理論的にも現実的にも破綻しはじめているという現代医学の皮肉な現実を伝えるべく、書かれた。
■ 主な内容 ■

 本書は、磁石治療や瀉血のような一見ウサン臭い医療術が最新のキチンとした医学研究者たちの内部で再評価されつつあり、その一方で「最先端」だと思われている遺伝子治療や臓器移植が理論的にも現実的にも破綻しはじめているという現代医学の皮肉な現実を伝えるべく、書かれた。

 

[主な内容]

 

[■ 最新治療手段の単純粗暴なパラダイム]


●「最先端」医療技術の野蛮●人を食う医療●「厚生省」という名の殺人カルト集団●医療現場の化学兵器●地下鉄サリン事件の歴史的皮肉●核爆弾を独占しながら「大量殺戮兵器」叩きを行なうエゴと偽善●癌の放射線治療のアブナイ本質●厄介なゲリラ戦●分子擬態に気をつけろ●ツツガムシ病で治療!?●新潟大学の「遺伝子治療」計画は”不倫“の企てだった●骨髄移植は爆弾を抱え込んでいる●セレモニーとしての倫理委員会●現代の鹿鳴館――「倫理委員会」●「遺伝子補充」という名の無責任療法●ヴェクターには改造病原ウイルスを使われている●アデノウィルスとレトロウィルス●ミドリ十字、いまだ贖罪せず●遺伝子薬害のロシアン・ルーレット●変身するレトロウイルスの恐怖●臓器移植と拒絶反応●臓器不足の解決策●厄介者の抹殺●人工臓器と人間機械論●サルからブタへ●新型ウイルス誕生の危険性●アデノウィルス・ヴェクターの危険性●ADA欠損症●北大の「遺伝子治療」人体実験●米国NIHの研究●クライン事件――語られざる本当の「世界初の遺伝子治療」人体実験●人体酵素「PEG―ADA」を使った治療戦略●開発者ブレイズの見解●『医学版ネイチャー』に登場した警告論文●癌とアポプトーシス●P53遺伝子の働き●癌抑制遺伝子「P53」の機能不全による発癌●岡山大の「遺伝子治療人体実験」●欠陥アデノウィルスを使って癌細胞を病死させる●アデノウイルス・ヴェクターの欠点●大腸菌を使った遺伝子操作実験の危うさ●リポゾームを使った外来遺伝子の導入戦略●リポゾーム・ヴェクターにも致命的欠陥があった●欠点だらけの遺伝子治療

[■ 軍産複合体と産官医学複合体]


●先端医療の研究開発体制には本質的な欠陥がある●産官医学複合体の恐怖●医者は神聖な《癒し》の職人だった●内科が主流、外科は傍流●石油王ロックフェラーと医学●戦争と医学の発展の関係●病原体撲滅――現代の悪魔払い●「パラダイム」とは●「革命」とは●生物の歴史における「展開」の意義●「進化」とは「斬進的展開」を意味してきた●政治的革命●認識規範と規範下科学●科学革命と医学●ランボーの怒り●軍産官医学複合体の正体●湾岸戦争症候群●生物兵器と日米の関係●陸自勝田部隊の防疫生体実験●米軍の生物戦争研究に対する協力●日本のアカデミズムの軍事協力●GHQの犯罪●米軍陸軍406部隊の狙い●新潟大学医学部の血塗られた過去●米政府資金で行なわれた、リケッチア研究●《倫理委員会》の役割●今も続く無限無責任の体系

[■ 瀉血と磁石治療が名誉回復しつつある]


●全米医師会雑誌(JAMA)に載った「手かざし治療」無効の実験報告●後世に影響を与えた動物磁気治療法●インドでの進展と、心霊主義の勃興●気功とチャネリングの御披露目●神智学協会――ブラヴァツキー婦人の功罪●北方純潔人種の優越神話――ハウスホーファー博士が残したもの●インド古代文化復興への貢献●インド自治連盟の成立の《陰の立役者》●電気生理学と精神分析学はメスメリズムから生まれた●電気生理学の発達史●精神分析学と催眠術の発達史●フロイト流《精神分析学》の歴史的意義●電脳(電子計算機)の発達史●パソコンの発達とキメラ化●パソコンのバロック家電化●砲弾ショックの衝撃●CIAのマインドコントロール研究●「青い鳥」計画●「朝鮮あざみ」計画●「MKウルトラ」計画●心的外傷後ストレス障害――PTSD●電気治療の多様なる発展●ふたたび人間機械論について●「脳死」概念の哲学的破綻●「脳死=個体死」は時代遅れである●サイボーグとは何か●コントロールとは何か●コミュニケーションとは何か●クォンタム・ファンド投機会社の歴史的意義●LTCM社の栄光と挫折●ラプラスの魔物●ノーベル経済学賞の欺瞞●特許権はどうして生まれたか●パテントの本来の意味●グーテンベルクもメディアテクノロジーの独占を企てたが…●ミシシッピ泡沫事件ーフランスの最初期のバブル経済破綻ー●南海泡沫事件ー英国の最初期のバブル経済破綻ー●バブル崩壊と消費税導入のルーツ●カジノ資本主義と金融工学●「イリンスキー・カリーニン理論」●電気麻酔●電気睡眠●電気を使った薬剤誘動●「未来派」運動とファシズム●構造と機能の混同●「脳死」説はなぜ愚劣なのか●「進歩」が実は「退歩」だったという見当違いの医学史●新潟大学ツツガムシ病人体実験の忌わしき真相●ブラックボックスとしての人体●経済行為としての医療●瀉血と磁気治療の復活●奇跡の治療薬ではなかったインターフェロン●「インターフェロン無効例」への瀉血治療●ヒル瀉血の復権●復活する磁気治療●高額医療技術優先主義●代替的医療手段が米国で正当な評価を受けつつある●磁石には鎮痛効果があるか●怪しい話には気をつけろ!●ニューヨーク・タイムズが報じた「磁石の治療効果」

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