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長距離まで届く無料のIoTネットワークサービス
The Things Network
吉田秀利・尾鷲彰一 共著
2018年 2月 9日発売   128ページ 定価 \2,530(本体 \2,300)
   ISBN978-4-7775-2043-5 C3004 \2300E
 さまざまな社会課題に対応するため、「IoT機器」と「ソリューションサービス」は、ともに拡大し、IoT普及率は2030年には8割を超えると見込まれています。
 そうなると、それらのIoT機器のデータをやり取りするデータを運ぶネットワークの構築が急務となります。
 現状のWi-Fiでは、長距離のデータを飛ばすことができません。また、携帯電話網やLTE通信網では、コストの面から見てもかなり非現実的です。
 そこで注目されているのが「LoRaWAN」をはじめとする「サブGHz帯」です。この帯域は、2km〜15kmまで飛ばすことができ、さらにオープン帯域なので、だれでも免許なしに使うことができます。

 しかし、いくら長距離に届くと言っても、無料で使えなければ、普及は難しいでしょう。そこで、「LoRaWANネットワーク」を開放して、「IoTサービスを手軽に始められる」環境を整える試みがはじまりました。つまり、「ネットワーク」の「シェア」です。
 本書で紹介する「The Things Network」は、この発想のもと、オランダのアムステルダムでスタートしました。そして、その試みが日本にも広がり、東京でもすでに3箇所、横浜でも4箇所のゲートウェイが設置されています。
 本書は、「LoRaWAN」を使ってこの「The Things Network」につなぐ方法を解説しています。
■ 主な内容 ■

第1章シェアリング・ネットワーク

[1-1]「IoT」の普及とネットワークの課題

[1-2]「IoT」と「サブGHz 帯」の関係

[1-3]ネットワークを「シェア」するという考え方

[1-4]広域な「ネットワーク・シェア」

 

第2章「The Things Network」の基本機能

[2-1]「LoRa」と「LoRaWAN」プロトコル

[2-2]「The Thins Network」のアーキテクチャ

[2-3]セキュリティ

[2-4]デバイス

[2-5]ゲートウェイ

[2-6]ネットワーク・サーバ

[2-7]アプリケーション・サーバ

 

第3章「The Things Network」を体験

[3-1]「The Things Network」の準備

[3-2]「The Things Network」アカウントの作成

[3-3]「The Things Network」コンソール設定

[3-4]「ゲートウェイ」を登録

[3-5]「アプリケーション」の登録

[3-6]デバイスの登録

[3-7]「LoRaWAN」の識別子

[3-8]「LoRaWANゲートウェイ」の設定

[3-9]「センサ・ノード」の準備

 

第4章「The Things Network」とアプリケーション連携

[4-1]「Cayenne」との連携

[4-2]「DataStorage」との連携

[4-3]「IFTTT Maker」との連携

 

附   録「The Things Network Kagoshima」ユースケース

[附-1]農業IoTサービス提供、背景と経緯

[附-2]「The Things Network」が選ばれた理由

[附-3]The Things Networkのプラットフォーム連携

 

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