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Processing2ではじめる OpenCV画像処理プログラミング
林 良二 (プロノワ) 著
2015年 3月26日発売   A5判  176ページ 定価 \2,530(本体 \2,300)
   ISBN978-4-7775-1888-3 C3004 \2300E
 「Processing」(プロセッシング)はMITメディアラボの「ベンジャミン・フライ」(Benjamin Fry)と「キャセイ・レアス」(Casey Reas)によって作られたプログラム開発環境です。
 Javaベースで作られているため、同じソースコードが、「Windows」「MacOS」「Linux」上で動作します。オープンソースなので、手軽に利用できます。
 現在は、バージョンが「2.X.X」となる、「Processing 2」がリリースされています。

 一方、「OpenCV」はオープンソースの画像処理ライブラリです。OpenCVの「CV」は「コンピュータ・ビジョン」の略です。
 目的の処理が用意されている場合は、イチからプログラミングをするよりは「OpenCV」を利用したほうが効率的でしょう。
 「OpenCV」自体はC/C++で記述されていますが、Processing用のライブラリとして「グレッグ·ボレンスタイン」(Greg Borenstein)により、「OpenCV for Processing」が公開されています。
 このライブラリを使えば、比較的容易に「Processing」上で「OpenCV」が利用できます。

 本書は、「画像処理」や「コンピュータ・ビジョン」に興味のある方を対象に、画像の画素にアクセスして画像処理をする方法から、「Processing2」用の「OpenCV for Processing」ライブラリを利用した「画像処理」や「コンピュータ・ビジョン」のプログラミング方法を解説します。
■ 主な内容 ■

第1章    Processingの概要

[1.1]    「デジタル画像処理」と「コンピュータ・ビジョン」
[1.2]    Processing2
[1.3]    OpenCV

第2章    環境の用意

[2.1]    「Processing2」のインストール
[2.2]    「Processing」の操作説明
[2.3]    「OpenCV for Processing」のインストール
[2.4]    プログラムの解説手順
[2.5]    Processingの共通知識
 2.5.1    基本データ型
 2.5.2    キャスト
 2.5.3    クラス
 2.5.4    継承
 2.5.5    インターフェイス
 2.5.6    「関数」と「メソッド」
 2.5.7    制御文

第3章    「Processing」での画像処理

[3.1]    画素単位での処理方法
[3.2]    「点」の処理
 3.2.1    グレー・スケール
 3.2.2    コントラスト
[3.3]    「面」(空間)の処理
 3.3.1    ボカシ
 3.3.2    エッジ検出

第4章    「OpenCV for Processing」を利用した画像処理

[4.1]    ブライトネス
[4.2]    コントラスト
[4.3]    ヒストグラム
[4.4]    「ヒストグラム」の伸張
[4.5]    ボカシ
[4.6]    エッジ検出
[4.7]    膨張・収縮   

第5章    「OpenCV Java」を使った画像処理

[5.1]    「OpenCV Java」ライブラリ
[5.2]    セピア
[5.3]    アフィン変換
   

第6章    動画の処理

[6.1]    ムービーの表示
[6.2]    動体検出:背景差分(動画ファイル)
[6.3]    「WebCam」の表示
[6.4]    顔検出(WebCam)

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