プログラマー必修のパラダイム:基礎からLIPSによる解説まで
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赤間 世紀 著
2009年10月19日発売
A5判
208ページ
[CD-ROM付]
価格 \2,090(本体 \1,900)
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ISBN978-4-7775-1472-4 C3004 \1900E
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現在、「プログラミング」および「プログラミング言語」に関しては、「手続き型」「関数型」「オブジェクト指向型」「論理型」などのパラダイムがあります。この中でもっとも普及しているものは、「手続き型」ですが、この考え方を理解しただけでは、「プログラミング」が分かったことにはなりません。
本書で解説する「関数型」は、「手続き型」と同様に重要なパラダイムです。「関数プログラミング」は、「関数」とその値を基本とした「プログラミング」であり、数学的に厳密に「プログラミング」ができます。
本書は、「関数プログラミング」を、代表的な関数型言語である「LISP」によって解説します。
しかし、「関数プログラミング」の理論的基礎は難解で、多くのプログラマーにとってなじみが薄いでしょう。
そこで、本書では、前半で「関数プログラミング」の基礎を解説し、後半で「LISP」の概要を学ぶことにします。
そのため、前半が数学的に難しくて分からない場合でも、後半のみを読んで、「関数プログラミング」の概要を体験することができます。また、本書では、「Allegro Common Lisp」の体験版(Windows用)を用いているので、手軽に「関数プログラミング」を学ぶことができます。
添付CD-ROMには、「本書サンプル・プログラム」と、「Allegro CL Free Express 8.1」を収録。
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■ 主な内容 ■ |
まえがき
[1.1] プログラミング・パラダイム |
[1.2] 関数プログラミング |
[1.3] LISP |
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[2.1] ラムダ計算の概要 |
[2.2] ラムダ計算と計算可能性 |
[2.3] ラムダ計算のモデル |
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[3.1] 「Allegro Common Lisp」のインストール |
[3.2] 基本操作 |
[3.3] LISPプログラムの作成 |
[4.1] データ・タイプ |
[4.2] 算術演算 |
[4.3] 条件分岐 |
[4.4] 繰り返し |
[4.5] 関数の定義 |
[4.6] 再帰 |
[4.7] リスト処理 |
[4.8] データ構造 |
[4.9] マクロ |
[4.10] 入出力 |
[4.11] デバッグ |
[4.12] CLOS |
[5.1] 数値計算 |
[5.2] 人工知能 |
[5.3] 帰納関数 |
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参考文献
付録CD-ROMの使い方
Linux/FreeBSD版のインストール
索引
■Allegro CL Free Express Edition 8.1本体 ■本書サンプル・プログラム
※ 内容が一部異なる場合があります。発売日は、東京の発売日であり、地域によっては1〜2日程度遅れることがあります。あらかじめご了承ください。
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