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「基本的な疑問」から「実際の分析」まで、やさしく解説!
考える統計学
石田 秀人 著
2008年 4月23日発売   A5判  352ページ 定価 \2,530(本体 \2,300)
   ISBN978-4-7775-1354-3 C3041 \2300E
 統計処理に使われる手法の中でも「主成分分析」は、もっとも一般的な手法の1つです。「多くの因子をひとつの指標にする」とか「総合特性値を求める」だけではなく、「自然にメカニズムを示してくれる『自動のデータ・マイニング』」などに、幅広く活用できる方法です。
 本書は、「とにかく計算手順が知りたい」という人から、「『主成分分析』は勉強したけれど、何をしようとしているかよく分からない」「『散布図』の直線や曲線を『関数式』にしたい」といった人を対象に、「主成分分析と因子分析の違いは?」「自由度の意味は?」などといった基本的な疑問から、「関数を当てはめる方法」「分析方法」までを、やさしく説明します。
■ 主な内容 ■
CONTENTS

 はじめに

 第1章  無料で解析ソフトを手に入れよう

 [1-1]無料の「主成分分析ソフト」のダウンロード方法
 [1-2]動かしてみよう

 第2章  どんなことができるか見てみよう

 [2-1]「主成分分析」とは
 [事例1]「未知物体」の正体は何か
 [事例2]合成培地のアミノ酸濃度による、酵母の中の脂肪酸の変化
 [事例3]「金持ち」「貧乏人」「中流」行動の特徴
 [事例4]DNAチップで、遺伝子発現メカニズム探求
 [事例5]ポートフォリオの作成

 第3章  計算から報告までの手順

 [手順1]データの種類(尺度)と入力方法
 [手順2]欠測データと異常値の排除
 [手順3]出力結果を、「考えやすい表示」に整理し直そう
 [手順4]メカニズムを考えて楽しもう
 [手順5]主成分の特徴を示すデータを抽出しよう

 第4章  数学オンチのための解釈指南

 [4-1]主成分分析の用語説明
 [4-2]空に飛んだ二次関数のグラフ
 [4-3]解釈は元の生データから判断しよう
 [4-4]質問など
 [コラム1]早分かり 主成分分析
 [コラム2]Excelでの散布図作成

 第5章  「重回帰分析」で関数の当てはめ

 [5-1]「散布図」への「関数」の当てはめの基礎知識
 [5-2]「重回帰分析」で、もっといろいろな「関数当てはめ」ができる
 [5-3]「重回帰分析」上の注意点と、Excelにない方法
 [コラム3]「D値」「Z値」「F値」で殺菌条件を計算

 第6章  シグモイド曲線を求めよう

 [6-1]「シグモイド」「ロジット」「プロビット」「ゴンペルツ(Gompertz)って何?
 [6-2]ゴンペルツ曲線の求め方
 [6-3]「ロジスティック回帰」の基礎知識

 第7章  「因子」の増減と「主成分分析結果」の変化

 [7-1]出力される結果をもっと分かりたい
 [7-2]比較分析の方法
 [7-3]比較分析結果と考察
 [7-4]「変数」を多くすることの意味
 [7-5]「主成分分析」の後で、再び「元のデータ」に戻って考えることの重要性

 第8章  「標準化」「共分散」「相関係数」の意味を知ろう

 [8-1]「標準化」とは?
 [8-2]「母平均」と「試料平均」、「母標準偏差」と「試料標準偏差」
 [8-3]「分散」の意味、「共分散」の意味
 [8-4]「標準化共分散」である、「相関係数」
 [8-5]「重相関係数」とは
 [コラム4]イラストでわかる「自由度」と「不偏分散」

 第9章  相関方向分析法

 [9-1]「多次元空間」では、「相関の正負」はどう表すのか
 [9-2]「相関方向」と「相関係数」の「正負」の関係
 [9-3]相関方向の利用
 [9-4]象限解析


 索引
 付録

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