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核変換
常温核融合の真実
北大工学部助手(工博)  水野 忠彦 著
1997年11月14日発売   四六判  214ページ 定価 \1,760(本体 \1,600)
   ISBN978-4-87593-214-7 C0042 \1600E
 1989年3月、常温核融合がフライシュマンとポンズによって“発見”され、世界はこれによってエネルギー問題は即解決すると沸き返った。
 ところが他の学者の追試が進むうち、その再現性の悪さから、現象そのものの存在が疑われだし、ついには“きわもの科学”の仲間入りさえした観がある。
 しかし、実際には、困難な状況下にもかかわらず、多くの研究者の地道な研究は続き、ついにそのメカニズムも解明されつつある。
 常温核融合は、熱の発生もさることながら、なんと、原子核が他の原子核に変化する、「核変換」現象だったのだ。
 本書は、常温核融合研究を初期から手掛けてきた著者が、その研究を、国内外の一流研究者との交流のエピソードも交えて、解説したもの。
 また、巻末では、ロシアの研究者との交流の中から得た、ロシア先端科学の驚くべき進展ぶりも報告されている。
■ 主な内容 ■

 1989年3月、常温核融合がフライシュマンとポンズによって“発見”され、世界はこれによってエネルギー問題は即解決すると沸き返った。
 ところが他の学者の追試が進むうち、その再現性の悪さから、現象そのものの存在が疑われだし、ついには“きわもの科学”の仲間入りさえした観がある。
 しかし、実際には、困難な状況下にもかかわらず、多くの研究者の地道な研究は続き、ついにそのメカニズムも解明されつつある。
 常温核融合は、熱の発生もさることながら、なんと、原子核が他の原子核に変化する、「核変換」現象だったのだ。

 本書は、常温核融合研究を初期から手掛けてきた著者が、その研究を、国内外の一流研究者との交流のエピソードも交えて、解説したもの。
 また、巻末では、ロシアの研究者との交流の中から得た、ロシア先端科学の驚くべき進展ぶりも報告されている。

 

[主な内容]

●フライシュマン・ポンズ発表の衝撃 ●パラジウムの電解で発熱

●チタンの電解でX線発生      ●常温核融合の追試実験

●地下室での中性子測定       ●常温核融合否定の記者会見

●論文受理             ●黒い析出物

●異常な発熱            ●発熱量の検討

●プロトン導電体          ●続く異常発熱

●第4回常温核融合国際会議     ●ロシア・ウクライナからの新しい流れ

●研究の焦点は反応生成物に     ●常識化してきた生成物発生

●会議の中心は相変わらず「熱」   ●有望なコンテの理論

●水素電極反応とは         ●フライシュマン・ポンズの間違い

●金電極の百合の花         ●ミクロで発生する巨大圧力

●ロシアでは20年以上も前から研究  ●ロシアでは重力研究も進んでいる

●核融合ロケットは米露共同研究

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