e-Japan 電子政府の実現に向けて
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古田 均・三上 市藏・田中 成典・益倉 克成 監修
2004年11月26日発売
B5判
160ページ
定価 \2,530(本体 \2,300)
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ISBN978-4-7775-1082-5 C3051 \2300E
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公共事業では、「ISO規格」に基づいて、電子データを利活用することが必須になってきています。これには、「調査」「設計」「積算」「施工」、維持管理における「計画書」や「仕様書」「報告書」「設計図」「管理台帳」などが含まれます。このとき、建設事業のライフサイクル全般にわたって、関係者間で情報の「交換」「連携」「共有」が必要になります。そこで不可欠なのが、「標準化」です。また、最近では、「建設CALS」の主題である、「交換」「連携」「共有」「再利用」といった言葉が、「利活用」といったキーワードに統括されつつあります。これが、「次世代CALS」のキーワードです。
そこで本書では、「標準化」や業界の動向に触れながら、今、「何をすべきか」といったロードマップのベースとなるような情報を紹介しています。本書を読めば、建設情報の「交換」「連携」「共有」「再利用」の定義を再確認でき、次世代CALSの利活用のキーワードについても理解が深まることは間違いありません。
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■ 主な内容 ■ |
はしがき |
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諸言 |
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関西大学工学部 |
三上 市藏 |
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日本建設情報総合センター |
益倉 克成 |
はじめに |
本研究の目的 |
文献の収集とキーワードの検出 |
「建設分野別」「業務段階別」の文献数に関する分析 |
「建設分野別」「業務段階別」のキーワード頻度に関する分析 |
考察 |
おわりに |
1.1 |
電子納品と建設情報の連携に関する動向 |
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(財)日本建設情報総合センター |
塚原 弘一 |
1.2 |
JCCSとCADデータ交換基盤の動向 |
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千葉工業大学工学部 |
寺井 達夫 |
1.3 |
建設情報の利活用に関するロードマップ |
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東京大学空間情報科学研究センター |
柴崎 亮介 |
1.4 |
空間データ融合による都市デザイン |
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大阪工業大学工学部 |
吉川 眞 |
2.1 |
データ・モデルを視野に入れたXMLチームの活動 |
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(財)日本建設情報総合センター |
小松 淳 |
2.2 |
OCFの役割と技術者支援マニュアルについて |
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有限責任中間法人 |
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オープンCADフォーマット評議会 |
大角 智彦 |
2.3 |
CALS/ECに向けたコンサルタント業界の取り組み |
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中央復建コンサルタンツ(株) |
村上 斉 |
2.4 |
CALS/ECに向けたIT業界の取り組み空間データ融合による都市デザイン |
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富士電機システムズ(株) |
川上 一美 |
2.5 |
[ディスカッション] 「建設情報の交換・連携・共有・再利用の行方」 |
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司会 |
田中 成典 (関西大学総合情報学部) |
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話題提供 |
本郷 廷悦 (日本道路公団試験研究所) |
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中野 清文 ((株)シーディーアイ) |
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小野山 紀一郎 (電源開発(株)、元(株)J-時空間研究所) |
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パネリスト |
柴崎 亮介 |
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(50音順) |
塚原 弘一 |
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寺井 達夫 |
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吉川 眞 |
※ 内容が一部異なる場合があります。発売日は、東京の発売日であり、地域によっては1〜2日程度遅れることがあります。あらかじめご了承ください。
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