LTspice
電子回路シミュレータ

サポート情報
最終更新2016年03月07日

■ 本書サポート情報

  ■サンプルファイル、補足PDFについて (更新2016年02月24日)
   本書で解説しているサンプルファイル、および補足の解説を掲載したPDFファイルは、以下からダウンロードできます(要解凍用パスワード)。


  ・sample.zip

   ファイルの解凍、および動画を試聴するための共通のパスワードは、本書に掲載しています。

   また、本書で解説し切れなかった内容について解説したPDFファイルを、以下のリンクで公開しています。興味のある方は参考にしてください。

  ・5-4.pdf

※サンプル・プログラムの使用にあたって生じたトラブルは、著者および工学社は一切の責任を負いません。また、サンプルな どは著作権法により保護されています。個人で利用する目的以外には利用できません。ネットワークへのアップロードなどは、著者の許可無く行なうことはできません

  ■お詫びと訂正 (更新2016年03月07日)

  本文中における下記の部分が間違っておりました。お詫びして訂正いたします。


・p.43 図2-22



・p.55 シミュレーション結果のファイル出力 3行目
PRN形式

TSV形式


・p.134 図4-43



・p.135 下から4行目
この例では、「過渡応答」が観測されないため、2周期ぶんの解析時間だけを取っています。

この例では、最初から「過渡応答」が観測されないため、「0s」から2周期ぶんの解析時間だけを取っています。


・p.135最後の段落〜p.136最初の段落
また、「Transient解析」の「Maximum Timestep」(時間刻み幅)が大きくなると、正確に歪み率が計算できません。
経験的に「Maximum Timestep」を「1/(10000・入力周波数)」ぐらいに設定すると、良い結果になるようです。

「歪み解析」は、グラフに表示されたデータポイント数が少ないと正確な値が求められません。LTspiceがデータポイント数に制限をかけないよう、以下のディレクティブを併用してください。
.options plotwinsize=0
右辺に「0」以外の値を指定すると、データポイント数が設定値で制限されます。なお、「.options」ディレクティブは、許容誤差やデフォルト値などの、シミュレータに対する設定を行うための指示子です。また、「Transient解析」の「Maximum Timestep」は、高調波の周期(周波数の逆数)よりも充分に小さな値を設定してください。


・p.150 図5-6



・p.151 図5-7



・p.156 図5-11



・p.158 [2]のあとに、以下の手順を追加
「.options plotwinsize=0」を追加。
「.four」と同様に、歪みを正確に調べるためには、このオプションが必要になる。

・p.158 [3]
「.tran 0 1s 0 9us」に変更する。
「タイムステップ」は「入力周期/1,000」程度、「シミュレーション時間」は、「入力周期×100」程度とする。

.tran 0 1s 0.5s 1.907us
「Stop Time」は、過渡現象の影響が出ない程度の長さに設定。
「Time to Start Saving Data」は、波形が数周期以上入るように 設定。
「Maximum Timestep」は、[FFTに使用するシミュレーション時間]/262144に設定。「Maximum Timestep」を大きくすると、FFTで調べることができる最高周波数が低くなる。


・p.158 [8]
「Select Waveforms to include in FFT」フォームで、図5-14のように設定を行ない、OKボタンをクリック。
シミュレーション開始時の過渡応答を避けるために、「Start Time = 40ms」とする。また、「窓関数 」は対象とする波形に適したものを選択する。

[Start Time]と[End Time]は、FFTに使うデータの時間範囲を指定する(波形の1周期以上の長さが必要。ここでは、シミュレーション結果の全データを使用している。


・p.159 図5-14



・p.160 図5-16
 

 


・p.160 図5-17




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